兵庫県の南西部で瀬戸内海に面したところに相生市はあります。
奈良時代は矢野荘といい、当時とほぼ同じ形で相生市は存続しています。
その相生市の北部にある矢野町瓜生(うりゅう)に「羅漢の里」はあります。
「羅漢の里」の魅力の一つは羅漢石仏や感状山城跡といった史跡があることがあげられます。
またキャンプ場、コテージがあり、アスレチック、ハイキング、川遊びなどで楽しめます。
他にも石窯で焼くパン作りや木工、竹細工、小刀づくりなども体験できます。
羅漢石仏です。
岩窟の中にまつられています。
自然石を形に応じて作られており、素朴でユーモラスな表情をした座像です。
いろいろな伝説があり、「欽明天皇の御代に恵便らによって安置された」,「弘法大師が全国遊行の際、石仏を刻まれた」などがあります。
羅漢石仏への道には、岩盤が落ちてトンネルになったところも通ります。
昔からのようですが、通る時は(崩れないか)ちょっとドキドキです。
ここにも石仏がおられます。
感状山城跡です。
赤松氏が有名ですが、以前、鍛刀場に来られた方が、もともとは藤原純友の城だと言ってました。
その方のご祖先が城づくりに携わったそうです。
今でも石垣などが残っています。
数はないですが、子どもも遊べる遊具もあります。
僕のおすすめは、専ら川遊びですが。
羅漢の里には鍛冶屋川が流れています。普段は穏やかな流れで子どもの川遊びにピッタリです!