「今でも日本刀を作っているのですか?」とよく尋ねられます。
現代では日本刀は使用されることはありません。
僕も人を傷つける道具を作っているつもりはありません。
日本刀は本来武器ですのでおかしな話です。
作り手として言うなら、日本刀には魂が入っているのです。
地鉄づくりから始め、時間をかけてつくります。
そして、焼き入れは一瞬で決まります。
焼きが入ると、刃紋が現れ、地鉄が活性化し、反りが生まれるのです。
美しく研磨された日本刀を手にしてみると、味わったことのない不思議な魅力を感じることができます。
姿、刃紋、地鉄、重さ、感触、刃物の緊張感など、数えあげればたくさんあります。
千年も昔から日本人が大切してきた理由が解るはずです。
現代の刀鍛冶として、心に響く、魅力のある名刀をつくりたいと考えています。
桔梗隼光鍛刀場(ききょうはやみつたんとうじょう)
鍛刀場:〒678-0091 兵庫県相生市矢野町瓜生羅漢口28 羅漢の里
連絡先:090-8358-4748
Swordsmith Hayamitsu Kikyo :'Rakan no sato' 28 Uryu Yano,Aioi City,Hyogo,Japan